『どろろ』を巡る冒険或いは私的備忘録

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劇団☆新感線『どろろ』

 

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 劇団☆新感線の公演で『どろろ』を見たことがあります。
 

 と言っても演目が『どろろ』だったワケではなく、

 新感線の「おまけ」で拝見したのです。
 たしか…… 公演は1993年の『てるみ&うぐいす』で、
 上演後の「おまけ」として、古田新太さん ( 当時は細くて恰好良かった、いや、今でもかっこよいですが ) 演じる「百鬼丸」と高田聖子さんだったか、羽野晶紀さんだったか記憶が曖昧ですが、ミニスカ状態の衣装で歌い踊る、可愛い「どろろ」を拝見したのです。
「おまけ」とは当時、祝日などの公演にくっついていた座員さんによる「コスプレをしてのカラオケ」で、衣装も殺陣も本格的な「おまけ」でした。
 衣装は竹田団吾氏で、妖怪「どんぶりばら」の着ぐるみもリアルに良く出来ていて、
 新感線は殺陣の魅せ方が上手い劇団なのですが、
 旧アニメさながらのアニキの見得の切り方がむちゃくそカッコ良かったです。

 インパクトは、その後の、
 ヅラに貝ブラの劇団男優有志によるマーメイドボーイズが歌い舞い踊る、

海のトリトン」が凄かったけれど……