発行:朝日新聞社 監修:手塚プロダクション 構成・文:池田啓晶
「三つ目がとおる」とおかしな奴ら編・「陽だまりの樹」と歴史の群像編
手塚ワールドがひと目で分かる !! 写楽保介、和登千代子、オクチン、トッペイ、ドン・ドラキュラ伯爵、どろろ、百鬼丸、七色いんこ、手塚良庵、伊武谷万二郎、シュマリ、天外奇子、アセチレン・ランプ、下田警部、ロック・ホーム ...そのほか人気者が勢ぞろい !!
“ 手塚ワールドがひと目で分かる ” と帯にあるとおり、全6巻で手塚作品とキャラクターが網羅、紹介されています。また、6巻に詳細な『手塚治虫キャラクター図鑑・総索引』が収録されていて、手元に置いて辞書的に使用するにも便利、コラムや記事 ( 濃ゆい ) も楽しい図鑑です。
「どろろ」は「手塚治虫キャラクター図鑑・5」で紹介されています。
また、5巻では、
【 手塚WORLD展望台・手塚治虫作品における「性的現象」的描写の研究 】
- 実にさまざまなるベクトル -
「そして、驚くべきことに、手塚治虫作品には、考えられるほぼすべてのパターンが登場しているのだ ( 該当例がないのは老人性愛くらい )。恐らく全世界の文学史上にも、そんな作家は存在しないのではないか。手塚ワールド総体が、一個人の創造物とは信じ難いほどの壮大な神話世界であることの傍証ともなる事実だろう」
で、「1・男女間の性行為」から始まって、「25・同化愛」まで、手塚作品で描かれた『「性的現象」的描写』が詳細に紹介されています。
腰巻 ( 帯 ) にアニキがいて、裏面にはどろろがいます。
表紙の裏も可愛いんですよ、
しかし、この本いつ買ったっけ? そんな昔だったっけ? って、毎回?マーク飛ばしているのは如何なんでしょう、私。今回も1998年? そんな昔だったかな … 月日がたつの早いなぁ、と遠い目になりました ( 恐怖の大王が来る前かぁ … )
今後も、当ブログは加齢臭全開でお届けする事になると思いますが、よろしくお付き合いください。